野田川共同作業所
あゆみ
野田川共同作業所は与謝野町(旧野田川町)で初めての障害者施設として、1979年7月に旧山田保育所建物を町から借用し、5人の障害のある人たちが利用して開設しました。
利用者や家族の「障害のある人たちも安心して生活できる場所がほしい」という願いと粘り強い運動によって「夢織りの郷」が開設した時(1997年9月)に、野田川共同作業所も夢織りの郷の同一敷地内に移転しました。
夢織りの郷開設後、養護学校卒業や不況の影響等で離職した障害のある人、精神障害のある人など野田川共同作業所の利用者が年々増え、野田川共同作業所は2006年12月民間の建物を借用して夢織りの郷から移転、2007年4月にはそれまでの運営委員会による運営から、よさのうみ福祉会に経営を移管し、障害者自立支援法に基づく多機能型事業所となりました。さらに2010年2月には元京都府・織物機械金属振興センター加悦谷分室を借用し移転して現在に至っています。
事業所の特徴
知的、精神、身体など多様な障害のある支援学校卒業された方から70歳を超えた方まで、50人をこえる方々が登録され、1日平均約40名近い方達が通所されています。⇒利用地域(与謝野町、宮津市、京丹後市)
下請け作業やお弁当作業を軸に働くことの楽しさや、自分のペースで通える場所として地域に開かれた事業所。就職や高工賃をめざして作業提供や就職活動支援、また、生活リズムを整えることや集団に慣れることなど、日々の生活をおくる上での様々な支援をおこなっています。
事業内容
野田川共同作業所は就労継続支援事業B型/生活介護事業を実施する多機能事業所で、2か所の建物で5つのグループに分かれて作業に取り組んでいます。就職や高賃金を支払うことをめざして日々の作業を進めるとともに、単身で生活する人などには様々な生活支援もおこなっています。
本体施設(元京都府織物・機械金属振興センター加悦谷分室建物)では下請け作業を中心に4つのグループに分かれて仕事をしています。
1階の作業は100均のプラスチック商品の組み立てを中心に、スマイル班は大量の資材を前に作業に集中し次のステップへの力を付ける。ドリーム班は高齢の方や身体障害のある方を中心に、仕事を基本としながらも自分のペースで頑張る班として位置付けています。
2階の作業はお守りの製造から絵馬の紐付け、検品、パックシール貼りなど多様な作業を中心に、ウィズ班、ラッキー班のメンバーが3つの作業部屋に分かれ、自分にあった環境で、自分のペースで仕事ができる環境を大切にしています。
従たる事業所として「夢かご弁当」(元野田川町保健センター建物)では、現在8名の利用者と4名の職員が毎日(月~金)弁当の製造と配達の仕事をしています。1日約70食前後の注文があり、午前中(12:00まで)に与謝野町内を3台の車で配達、午後から2台の車で回収しています。お弁当を通して地域とつながり、調理・盛り付けなど一連の流れを身につけ、調理補助などの就労をめざしています。
|
|
事業所住所・連絡先
住所:〒629-2402 京都府与謝郡与謝野町字算所421 |
夢かご弁当 住所:〒629-2312 京都府与謝郡与謝野町字四辻1004 |